「35mm判」とは、JIS規格(日本工業規格)では135ミリフィルムと呼ばれるフィルムで、「ライカ判」と呼ばれることもあります。1コマのサイズは24mm×36mmです。
この「35mm」という数値は、イーストマン・コダック社(※1)が動画用のフィルムとして供給していた70mm幅のフィルムを二等分し、スチール写真用に転用したことから、70の半分=35、つまり35mm判ということになります。
現在ではパトローネという円筒状の容器の中に35mm判のフィルムが詰められており、それを装填して撮影を行うカメラを「35mm判カメラ」と呼びます。
(※1 イーストマン・コダックは、ジョージ・イーストマンが設立した会社で、通称コダック。コダック合同会社としてコダックの日本法人があり、これは、イーストマン・コダックの完全子会社)
35mm判カメラ
(さんじゅうごみりばんかめら)