
フィルムに記録された像を紙に記録する(プリント)ための、感光材料を塗った用紙のこと。
カラー用、モノクロ用があり、紙の構造によって「バライタ」「RC」と種類が分類されています。
バライタ紙には、その名の通り、紙の上にバライタ層という下塗りの層があり、その上に乳剤が塗られています。独特のきめ細かく諧調の豊かな描写を得ることができますが、水洗に時間がかかること、乾燥すると縮んで紙が波打つためプレスが必要です。
RCペーパーは、レジン・コートと言って、バライタ紙の両面に樹脂の層があり、バライタ紙のように薬品を吸収しすぎないような加工が施されているため、乾燥しても縮まないのが特徴です。